インプラント治療とは?

インプラント治療はなにが画期的なのか
ブリッジ治療の問題点
歯が一本だけなくなってしまった場合、今までの治療法だと両隣の歯を削って人工の歯を被せます。いわゆるブリッジ治療という方法です。 一番奥の歯の場合は金属製のバネで入れ歯を支えます(これが部分入れ歯です)。しかし噛むという行為は皆さんが思っている以上に強い力を歯と顎にかけています。奥歯一本にかかる力はその人の体重とほぼ同じです。 ブリッジ治療の場合だと、治療した両隣の歯にかかる力は約1.5倍になります(2本でもう1本の歯を支えるため。2本で3本の歯を支えることになる)。ブリッジ治療のために削られた歯はとても痛みやすいので、歯がだめになってしまうと更に広い範囲のブリッジを作らなければならず、どんどん悪循環に陥ってしまいます。 また、ブリッジ治療によって噛む刺激を受けれなくなった骨もどんどんやせ細っていってしまいます。 ブリッジ治療は長期的に見れば問題がでてくることが多いのです。インプラント治療はブリッジ治療の問題点を解決した
インプラント治療は独立した歯を直接骨に埋め込むため、残っている健康な歯への負担が増加することはありません。顎の骨にも健康な歯と同じように刺激が伝わるので、骨の変形も少なくなります。 あごの骨には自然の歯と同じように刺激が伝わり、インプラントを通して力をかけることができますので、骨の変形も少なくなることが知られています。 最近では歯の欠損治療はインプラント治療が主流になりつつあり、当院でもインプラント治療をおすすめしております。インプラント治療のデメリット
いいことづく目に思えるインプラント治療ですが、様々なデメリットも存在します。保険が効かない
現状、保険が効かない自由診療のため安くても数十万円の費用がかかりますし、200万円以上かかる場合もあります。治療期間が長い
手術は ・骨に歯根を埋め込む手術 ・埋め込んだ歯根にアパットメントを取り付ける手術 ・歯を取り付ける手術 と三回に分けて行われます。 一回目の手術が終わってから3~6ヶ月ほどの治癒期間が必要で、二回目の手術の後、数週間は必要です。 でインプラント治療が完治するまでに一年かからないくらいの期間が一般的には必要です。即時荷重インプラントなら一度の手術でOK
即時荷重インプラントは一度の手術で、手術をしたその日に仮歯を装着する手術方法です。 手術したその日から咬むことができますが、1~3ヶ月は様子を見た後、仮歯をとって本歯を埋め込みます。 ※即時荷重インプラントは誰でも行えるわけではなく、顎の骨の硬さや幅の基準をクリアした人のみ行うことができます。インプラント後の歯磨きの指導にも力を入れています
